Galaxy Resources Ltd. (ASX:GXY) は、電池や電子機器において使用される炭酸リチウムの加工を目的とした中国・江蘇省での5,500億豪ドルの工場開発計画をすばやく進めると語った。 Galaxy は12月に敷地造成の開始、4月に建設の開始、そして2010年第4四半期における生産開始を計画している。
Sydney, 2009年10月22日, AEST (ABN Newswire) - Wells Fargo に先導され、昨夜の米国株式は下落した。後半に起こった金融株の急落は、あるアナリストが同社の収益クオリティは非常に低いとしてこの企業に対する投資格付けを引き下げたことがきかっけとなった。連邦準備銀行のベージュ・ブックでは夏後半における低調な消費者支出が示され、これも市場に圧力を掛けた。
ウォール街からの弱い先導を受け、今朝のオーストラリア株式市場は値を下げて取引を開始した。昨日のオーストラリア株式は低調な米国企業収益を受けて若干安で取引を終えた。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は7.6ポイント・0.16%下落し4,838.6ポイント、全株価指数は6.6ポイント・0.14%下落の4,846.2ポイントとなった。
注目の経済事象と数値
オーストラリア統計局 (ABS) の数値では、9月の新車販売台数が季節調整済みで2.9%増加したことが示された。さらに多くの消費者が経済回復の兆しの中で大きな買い物を決断するようになったことから、同数値は9月に2ヶ月連続で増加した、とある経済専門家は語る。民間部門による最近の調査で示されるとおり、このデータは消費者信頼感と景況感における改善を反映している。
今日の経済ニュースとしては、住宅産業組合が9月四半期の値ごろ感報告を発表する。
企業合併・買収ニュース
Brookfield Multiplex は、同社の Multiplex Prime Property Fund (ASX:MAFCA) に対する5,000万豪ドル資格発行の公表を控えるよう、買収審議会へ要請した。 Nicholas Bolton 氏が保有する企業 Australian Style Investments からの申請決議を待つ間、同社は証券の発行や同現金オファー申請の処理を行わない、と同ファンドマネージャーは語った。買収審議会は Brookfield Multiplex からの要請を受け入れたと語った。
重要企業ニュース
運輸・物流企業 Asciano Group (ASX:AIO) は、2008-09年下半期に見られた力強い事業状況が新会計年度においても続いていると語る。今四半期において出来高は安定・改善の兆しを示しており、 Asciano の数多くの事業において前向きな兆候が存在する。昨年の大量在庫調整プロセスに続き、在庫の再構築から確実に一定の効果を得ている、と同社は語った。
Blackmores Limited (ASX:BKL) は第1四半期の収入において前年同期比17%となる5,470万豪ドルを報告した。同グループの税処理後純利益は前年同四半期よりも若干少ない690万豪ドルとなった。これは金利の上昇と Warriewood にある新 Blackmores Campaus への投資に関連する減価償却コストを反映したものである。
オンライン自動車販売企業 Carsales.com (ASX:CRZ) は2009/10年会計年度の収益見通しを再度発表した。2009-10年の収入は2008-09年比20%増となるものと予測される、と同社は語った。市場の回復を活用すべくオンライン販売の能力を高めたい、とCarsalesは語った。
Galaxy Resources Ltd. (ASX:GXY) は、電池や電子機器において使用される炭酸リチウムの加工を目的とした中国・江蘇省での5,500億豪ドルの工場開発計画をすばやく進めると語った。 Galaxy は12月に敷地造成の開始、4月に建設の開始、そして2010年第4四半期における生産開始を計画している。
Nomad Building Solutions (ASX:NOD) の株式は昨日10%下落した。同社の見込みが前年比45%減となった2008-09年の1,330万豪ドルから下がり1,000万豪ドルと1,200万豪ドルの範囲となったものの、同社は年間業績の黒字を見込んでいる。予測を下回るこの見通しは、主として契約の遅延によるものである。 Nomad の最高財務責任者 Paul Depiazzi 氏は、同部門の見通しは力強いものであると語った。
石油・ガス生産業者 Santos Ltd (ASX:STO) は、第3四半期の生産量が5%増加したことを受けて、2009年の同社生産見通しを達成する軌道に乗っていると語る。9月30日までの3ヶ月間における生産量は、2008年の同四半期における石油換算1,320万バレル (mmboe) から増加し、1,390万石油換算バレルとなった。
シドニーに基盤を置くファンドマネージャー Perpetual (ASX:PPT) は今日、12月31日までの6ヶ月間における純利益が4,000万豪ドルから5,000万豪ドルの範囲内になるものと予測していると発表した。これに対し、前年同期の純利益は1,419万ドルであった。
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